【鶏肉の部位解説】手羽先とは?じつはコクとコラーゲンの塊

手羽先とは お肉
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お肉について知りたい人
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手羽先ってジューシーでおいしいから好き!
だけど食べずらいから家ではあんまりたべないなあ。
もっとたべやすくできないかな?

名古屋の手羽先から揚げなんかでも有名な手羽先ですが、自分で買って調理することはありますか?

たべたいなー、と思っていても

  • 手とか口が汚れるのがストレス
  • どんな料理にすればいいかわからない

という理由でおうちで食べないひとは多いんじゃないでしょうか。

また、「おうちでも手羽先を食べるよ!」という方でも

  • 買う時の選び方がわからない
  • そもそもどこにあるどんな部位なのか知らない

そんな人は少なくないと思います。

それはとってももったいないです!

なぜなら手羽先は、旨味たっぷりで美容にもよい部位だからです!



この記事では

  • そもそも手羽先とは?
  • 買う時の選び方
  • 手羽先を食べやすくする方法
  • おすすめの調理方法

これらについて解説していきます。

手羽先について知ることで、もっと手軽においしく食べれるようになりましょう!

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手羽先とは?

鶏肉の部位

手羽先は、翼の部分にあたり手羽元よりも先端側のお肉をさします。

人によっては「手羽中」という部位の名前を聞いたことがあると思いますが、基本的に手羽先の一部のことです。

スーパーなどで売られている手羽先を関節で2つに分けたとき、肉のほとんどついてない三角形の部分が「手羽先」肉の多くついている楕円形の部分「手羽中」とよびます。

本当に「手羽先」の部分だけ売ろうとしても肉がなく売れないので、「手羽中」もつけた状態でスーパーなどでは手羽先として売られているんです。

手羽先の特徴

手羽先の特徴は大きく3つあります。

  • 肉付きは少ないが濃厚な味
  • やわらかい
  • 脂肪やゼラチン質が多い

手羽先は翼の先端に近いこともあり、羽ばたくのに余計な肉はつきません。

そのため肉付きは少ないですが、動かす部位なのでコクのある濃厚な味のお肉になっています。

ここで驚きなのは、よく動かす部位なのにお肉がやわらかいことです。

そのため焼くだけでも身がかたくならず、おいしく食べることができます。



部位全体が皮に包まれているので脂肪が多いですが、結合組織も多いのでゼラチン質が多くコラーゲンが豊富な部位でもあります。

コラーゲンは肌の真皮という部分にあって、肌のみずみずしさや弾力を保つために不可欠な成分です。

そんなコラーゲンを多く含んでいるので、美肌を意識しているならぜひ食べてほしい部位です。

また、レモンなどビタミンCを含む食材と一緒に食べることで、効率よくコラーゲンを摂取することができます。

手羽先の選び方

手羽先を選ぶ時のポイントは次の3つです。

  • うっ血がない
  • 皮の色が黄みがかっている
  • 皮目の毛穴が盛り上がっている

まず、見える部分に打撲したようなうっ血がないかチェックしましょう。

血は鮮度とは関係ないですが痛みの原因になるので、見つけたら買わないようにしましょう。


それから、手羽先を見分ける時には表面を覆う皮の鮮度をみましょう。

鮮度の良さを見分けるには、「色」「毛穴」が重要です。

色は、白いものより多少黄みがかっているもののほうが鮮度がよいです。

それから、皮表面の毛穴の周囲がはっきり盛り上がっているものも鮮度がよいです。

鮮度が落ちると、表面が平たんになりぬめっとした光沢がでてくるので、そういったものは避けましょう。

手羽先を食べやすくする方法

手羽先を手で食べるときの方法はいろいろ出てくると思いますが、できれば手を使わず箸で食べたくありませんか?

今回は、箸でも食べやすくなる方法を紹介します!

用意するものは

・手羽先
・包丁


これだけです。

では、具体的にやり方を紹介します。

手羽先の下処理

①手羽先の三角形部分を関節で切り落とす


②手羽中の真ん中に包丁を入れる


③片方の関節を切る


④もう片方の関節も切る

こうすることで、手羽先をスティック状にすることができ箸で食べやすくなります。

また、骨と骨のあいだのお肉までしっかり食べることができるようになるメリットもあります。



この方法のポイントは、関節部分をしっかり見極めることです。

骨の部分は硬くて包丁が全然入りませんが、関節の部分はそんなに力を入れなくても切ることができます。

また関節部分以外を切ろうとすると、包丁にも良くないです。

どこに関節があるか指で確認してから切るとうまくできるので、挑戦してみてください!!

手羽先のおすすめ調理方法

手羽先はやわらかくジューシーかつコクのある味わいなので、肉を味わう料理に向いています。

余計な味付けをしなくても十分おいしい部位なので、「焼きとり」「水炊き」などシンプルな味付けの料理でも濃い旨味を楽しむことができます。



ただ、せっかくなら手羽先に豊富に含まれるコラーゲンもたくさん取りたくありませんか?

そんな時は、レモンを使って手羽先料理を作るのがおすすめです!

今回は、レモン汁をたっぷりつかう手羽先レシピをご紹介。

ぜひ、試してみてください!

手羽先のレモンマリネ焼き


1,袋にレモン汁20cc、酒大さじ1、オリーブオイル大さじ1.5、塩小さじ1、こしょう少々をいれて振り混ぜる

2,手羽先をスティック状にするか、表面にフォークで穴をあける

3,調味料をいれた袋に手羽先を入れて1~2時間マリネする

4,フライパンで手羽先を焼く(マリネ液もかける)

5,焼きあがったら好みでさらにレモンをかけて完成!

シンプルですが、手羽先のコクがさっぱりとしたレモンと相性がよくいくらでも食べられそうな味付けです!

国産のレモンが手に入れば、マリネ液に生レモンの薄切りを入れて作るとよりおいしくなります!!

まとめ:手羽先はコクあり、コラーゲンあり!

手羽先の部位の特徴や、おすすめの食べ方について解説してきました。

手羽先は肉付きは少ないですが、その少ないお肉にコクと旨味が凝縮されている非常においしい部位です。

また、旨味もさることながらコラーゲンも豊富に含まれているので、美肌を意識しているひとにもぜひ食べてもらいたいお肉です。

今回紹介したレシピのように、レモンなどのビタミンCを豊富に含んている食材と一緒に食べることでコラーゲンを効率よく摂取することができるので、おすすめします!

ぜひ、おうちでももっと手羽先を食べてみてはいかがでしょうか。

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