【豚肉の部位解説】豚もも肉とは?安くてヘルシーな優秀部位

豚もも肉とは 料理
豚肉を買いたい人
豚肉を買いたい人

豚もも肉って結構安いけど、あんまりおいしくないのかな?
ちょっと硬いイメージもあるし、どう食べるのがいいんだろう?



豚肉の中でもお安い値段で手に入りやすい豚もも肉ですが、どんなイメージがあるでしょうか?

  • 赤身で安いお肉
  • 脂身が少ない
  • なんとなく硬そう…

こんな感じの人が多いと思います。

実際、豚もも肉は脂身が少なくてお値段も安いことが多いですが、肉質のイメージからあまり人気が高い部位ではありません。


そんな豚もも肉ですが、健康や美容に気をつかっている人にこそ食べてほしい部位なのです!

この記事では

  • 豚もも肉の特徴
  • 「そともも」「うちもも」「しんたま」の違い
  • 買う時の選び方
  • おすすめの調理方法

について解説していきます!

豚もも肉について知ることで、なぜ健康や美容にいい部位なのか知ることができます。

また、硬いイメージの豚もも肉をやわらかくおいしく食べられる方法も知ることができます。

ぜひ最後まで読んでみてください!

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豚もも肉とは?

豚肉の6部位

豚もも肉は、おしり~後ろ足の付け根辺りにあるお肉です。

輸入物は「ハム」と呼ばれたりします。

みなさんが朝食なんかで食べるハムの名前の由来は、じつは豚のもも肉からきているんです!

その豚もも肉は厳密には3つの部位に分けられていて、外側に近いものから「そともも」「うちもも」「しんたま」という名前がついています。

スーパーではすべて「豚もも肉」という括りで統一されていますが、それぞれの部位で肉質や特徴が違うのです。

どんな特徴があるのか覚えておくと、料理への使い方も変わってくると思います。

豚もも肉の特徴

豚もも肉全体の特徴は、大きく3つあります。

  • 赤身で脂肪が少ない
  • 豚肉のなかでもとくに大きい部位
  • ヘルシーで栄養豊富

豚もも肉は、よく動かす部分なので脂肪がつきにくいです。

そのためほどんどが赤身で、肉質もすこしかためです。

その大きさは、豚肉の部位の中でもとくに大きく1頭から20kgほど取ることができます!

豚1頭で110kgほどあるので、その5分の1がもも肉と考えるとすごい大きさですね。

豚もも肉は大きいだけでなく、栄養も満点です!

ビタミンB群が豊富で、とくにビタミンB1の含有量は食品の中でもトップクラスです。

また、ビタミンB群の一種であるナイアシンも豊富です。

ビタミンB1は疲労回復や糖質代謝促進の効果が、ナイアシンは血行促進や美肌に必要な皮膚の健康維持効果があります。

ダイエット中の人や、肌に気をつかっている人には積極的に食べてほしい部位です。

「そともも」「うちもも」「しんたま」の違い

牛肉の部位で聞いたことがある人は多いと思いますが、豚肉にも同じように「そともも」「うちもも」「しんたま」という部位があります。

「そともも」は、もも肉のなかでもとくに動かす部分なので1番肉のキメが粗くかためです。

ですが、そのぶん赤身の味が濃く煮込んだりするとおいしい部分です。

「うちもも」は、肉全体のキメが細かく肉質も均一な部分です。

脂肪がほとんどなくさっぱりしていて、もも肉の中でもビタミンB1が特に多いので健康を気にする人にはおすすめの部位です。

「しんたま」は、肉のキメが細かくもも肉の中でも柔らかい部分です。

筋が少しありますがやわらかいので、焼き肉や一口カツにしても硬くなり過ぎずおいしくたべられます。

総合すると

柔らかさは「しんたま、うちもも、そともも」の順で柔らかく

味の濃さは「そともも、うちもも、しんたま」の順で濃いということになります。

作りたい料理が決まっているときは、精肉の人につかいたい部位を指定して切ってもらうのがおすすめです!

豚もも肉の選び方

豚もも肉を選ぶ時は次のポイントに気をつけて選びましょう!

  • ドリップが出ていない
  • 脂を取りすぎていない

もも肉を選ぶ時は、まずパックを傾けてみて赤い液(ドリップ)が出ていないか見てみましょう。

とくにブロック肉は切ってから時間が経過しているほどドリップや出やすくなるので、ドリップが出ていないものの方が鮮度が良いです。



そして、脂肪をトリミングされすぎているものは旨味が減ってしまうのでおすすめしません。

豚もも肉はただでさえ脂肪が少ないお肉です。

あまりにも脂肪が少ないものを選んでしまうと、ジューシー感が少なくおいしさを感じにくくなってしまいます。

選ぶ時は、脂の厚さが5mmくらいのものがちょうどいいでしょう。

おすすめの調理方法

豚もも肉は、さっぱりしているので油との相性がよく「一口カツ」「ピカタ」などにするのがおすすめです。

また、ブロックで販売されていることも多いので「焼豚」「ローストポーク」「蒸し豚」などもおすすめです。


より栄養を気にするのであれば、豚もも肉はビタミンB1が多いので硫化アリルが多いニンニクと一緒に調理するのがおすすめです。

ビタミンB1は水溶性で排出されやすいのですが、硫化アリルと一緒に摂取することで吸収効率がよくなるのです。


ただ、豚もも肉を食べるうえでほかの部位よりかたいという問題があります。

そこで豚もも肉を柔らかくする方法について調べてみましたので、試してみてください!

また、カット別のおすすめ調理方法も紹介するので参考にしてみてください。

豚もも肉を柔らかくする方法

豚もも肉を柔らかくする方法は実はけっこういろいろあります!

  • タマネギにつけておく
  • 炭酸水につけておく
  • 赤ワインにつけておく
  • 重曹水につけておく

こういった様々な方法があるのですが、わたし調べでもっとも簡単ですぐにできるのが次の2つです。

  • 肉をたたく
  • 3%の塩水につける

まず、「肉をたたく」という方法は薄切りのもも肉におすすめです。

薄切り肉を塩水につけてしまうと旨味が流れ出てしまったりするので、肉をたたいて繊維をほぐしてあげる方法が適しています。



「3%の塩水につける」という方法は、ブロック肉や角切りの肉におすすめです。

塩水につけることでもも肉の保水性があがり、熱を通してもやわらかく食べられます。

水100ccに塩を3g溶かし、そのなかに豚もも肉をつけこみます。

時間としては、角切りなど小さいものは1~2時間、ブロック肉など大きいものは2~3時間くらいがよいと思います。

つけこんだ後は、表面の水分をふき取ってから料理に使いましょう!

豚もも肉のブロック

豚もも肉のブロックはさっぱりした味わいなので、調味料などでコクを足してあげるとよりおいしく食べられます。

また、煮込むことで柔らかく仕上がるので、煮豚にして食べるとおいしいです。

おすすめのレシピを紹介するので、ぜひ作ってみてください!

やわらかい煮豚


1,豚もも肉ブロック(400~500g)の表面全体にフォークで穴をあける

2,タコ糸などでしばる(スーパーで頼めば網をくれるところもあります)

3,鍋に水400cc、酒50cc、醤油50cc、砂糖大さじ2、とニンニク2粒をつぶして入れ沸騰させる

4,沸騰したら豚もも肉ブロックを鍋に入れて落し蓋をし、弱火で30分煮る

5,落し蓋を外し、はちみつ大さじ2を加えてさらに30分転がしながら煮る

6,火を止めて粗熱が取れたら完成!

豚もも肉の薄切り

豚もも肉の薄切りは見た目がロース肉と似ているのですが、ロース肉より安くてヘルシーなのでぜひ積極的に使ってほしいです!

ニンニクを使った炒め物にすることで、ビタミンB1を効率的に吸収することができるのでおすすめです。

炒め物にしたらパサつきが気になるという人は、ピカタに挑戦してみてください。

鶏肉のイメージが強いピカタですが、豚もも肉をしっとり仕上げるのにおすすめなレシピです。

豚肉のピカタ


1,豚もも肉の薄切り(150g)に塩コショウをまぶす

2,約5cmくらいの長さになるように折りたたむ

3,表面にうすく小麦粉をまぶす

4,卵1個に粉チーズ大さじ1を加えてまぜる

5,豚もも肉に卵をつけて、フライパンで焼いたら完成!

さっぱりしている豚もも肉に、粉チーズのコクがプラスされるのでとてもおいしいです!

まとめ:豚もも肉はヘルシーなお肉

豚もも肉は、脂肪が少なくかたいというイメージが強いかもしれません。

でもじつは、高たんぱく低カロリーで美容や疲労回復に良いビタミンB群が豊富に含まれているヘルシーな部位なんです。

くわえて、他の部位と比べても安いことが多いので家計にも優しいです。

少し工夫をすることで柔らかくおいしく食べることができるので、からだにも家計にも優しい豚もも肉をもっと積極的に食べてみてはいかがでしょうか。

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