みなさん!
牛肉は好きですか????
牛肉といえばステーキ!!!!
今回は、元精肉部門のやまみがステーキにおすすめの赤身部位をご紹介します!
黒毛和牛のバリバリにさしが入ったお肉もいいんですが、なかなか手が届かないですよね?
なのでこの記事では、輸入牛でもおいしく食べられる部位をご紹介したいと思います。
ヒレ
![]() | 黒毛牛 ブラックアンガス 業務用 ヒレ 価格:14,018円 |

皆さん、名前はご存じだと思います。
通称「ヒレ」、と呼ばれています。
輸入の場合は「テンダーロイン」と呼ばれたりします。
ヒレ肉は、ロース(背中・腰の肉)の内側についているお肉です!
Tボーンステーキってご存じでしょうか?
その骨を挟んで小さいほうのお肉がヒレ肉です。
この部位をオススメする理由は
とにかく柔らかく筋のない部位である
ということです。
ヒレ肉は筋肉の中では最も動かさないといってもいい部分です。
動かさないということは筋肉が発達しないのです。
つまり!
動かさない=柔らかい
ということなのです!
またヒレ肉の筋は、骨と接していた表面にしかないことが多いです。
その筋さえ取り除けば、「噛み切れないー!」なんてことはないでしょう。
「赤身肉は食べたいけど、硬いお肉は食べたくない!!」
という方におすすめしたい部位です。
シャトーブリアンって聞いたことあると思います。
実は、シャトーブリアンという名前の筋肉の部位はないんですよね。
シャトーブリアンは、ヒレという部位の中で最も肉質のいい部分を指すのです!
なので、肉をカットする側の主観が入っていることも多いのです笑
リブロース(リブアイ)
![]() | 数量限定 ブラックアンガス リブロースステーキ 約450g 価格:2,149円 |

日本では、リブロースと呼ばれます。
輸入品では、「キューブロール」「リブアイロール」と呼ばれたりします。
肉質としては、きめが細かく、ヒレ肉よりも噛み応えがありますが肉の旨味をしっかりと感じることが出来る部位です。
リブロースは、聞いたことがあるでしょうか?
サーロインは聞いたことがあるかもしれませんね。
リブロースは、サーロインと同じく背中から腰にかけての筋肉です。
じゃあ、なぜサーロインではないのか?
個人的にサーロインは当たりはずれがあると思っているからです。
リブロースやサーロインを含めた「ロース」という部位は長い部位です。
ですので、その端っこと端っこでは肉質が全然違います!!
そして、サーロインはモモ肉に近い部位です。
モモ肉は硬いこと多いので、それに近い場所にあったサーロインは硬くなりがちです。
それに比べてリブロースは、モモ肉から離れていて硬くなりにくいです。
また、リブロースと隣り合っている肩ロースもそこまで硬い部位ではないです。
つまり、サーロインよりも間違いがないのです!!
「サーロインって書いてあればおいしい!」
と思っていて、食べたら硬かったとなるとがっかりしますよね?
リブロースは
サーロインとほぼ同じくらいの旨味を楽しむことが出来て、素人でも硬い肉を選ぶことが少ない部位
だと思います!!
また、断面が大きいので
「がっつりと、たっぷりステーキを楽しみたい!!!!」
という方にオススメの部位です!

ランプ
![]() | 業務用 ブラックアンガス 特選牛ランプブロック 価格:8,067円 |

最近よく聞くようになりました、ランプという部位。
皆さんも一度は耳にしたことあるんじゃないですか?
日本ではランプと呼ばれ、輸入品でも「ランプ」または「トップサーロインバット」と呼ばれることもあります。
アメリカでは、ここをサーロインと呼ぶらしいです。
モモ肉の一部ですが、その中では柔らかい部位でモモ肉ならではの濃い旨味も楽しめる部位です。
しかもモモ肉ということで、ヒレやリブロースよりもリーズナブルな価格なのも魅力です!!
ランプ自体は、細分化すると「ランボソ(ラムシン)」「ランナカ」「ネクタイ」に分解することが出来ます。
ネクタイは、かなり小さい”希少部位”といわれる部位なのでなかなか手に入らないと思います。
値段も高いです。
まあ、そういった難しいことは気にせずに、ランプと表記されているものを買えば間違いないと思います笑
ランプは、外モモというよく動かす筋肉にあたるので、脂肪分はかなり少ないです。
しかしその割に柔らかく、肉の味が濃くて、厚切りでもおいしく食べられる部位です!!
ランプは程よく弾力があり、旨味も濃く、お値段もリーズナブルなコスパの良いお肉だと思います!!
「おいしいステーキが食べたいけど、そこまでお金かけたくないなあ~。」
という方にオススメです!!
ミスジ
![]() | ブラックアンガスビーフ・ミスジ・ブロック(US産) 価格:12,517円 |

ミスジって聞いたことありますか?
あまり知られていない部位かもしれませんね。
ミスジは、肩のお肉の一部でいわゆる“希少部位”と言われています。
肩のお肉ということで「なんか硬そう・・・。」と思われるかもしれません。
たしかに、肩肉は旨味は濃いですが硬い部分が多いです。
ですがミスジは、肩甲骨付近の筋肉の中でも動かさない部位なので柔らかいのです!!
また、霜降りになりやすく、赤身なのにきめ細かく程よく脂の旨味も楽しめる部位です!
ただこのミスジ、名前の通り3本の筋があることが名前の由来です。
ですのでステーキとして楽しめるのは、筋の少ないほんのわずかな部分だけです。
筋の強い部分は、分割して焼き肉として食べることが多いです。
ミスジは部位の特性上、焼き肉として食べられるお店のほうが多いと思います。
ですが、ステーキ用として売っていたらぜひ1度ステーキとしても食べてほしいです。
お値段は張りますが、その分「赤身肉らしい旨味の濃さ」「柔らかさ」「程よい脂」を兼ね備えている部位になります。
本当に特別な時にぜひ食べてほしいです。
シンシン
![]() | (お盆も毎日発送)シックフランク (牛しんたま) 価格:3,080円 |

これまた、聞いたことがある人が少ないと思います。
日本では、「シンシン」「マルシン」「マル」などと呼ばれています。
輸入品では、「ナックル・メインマッスル」「チップ」などと呼ばれるそうです。
シンシンは、「しんたま」というモモ肉の部位の一部で、呼び名の通り楕円形のラグビーボールのような形をしています。
この部位も、牛一頭からとれる量がかなり少ないので、手に入りづらいかもしれません。
シンシンは、モモ肉の一部でありながら内側にあるのであまり動かさない柔らかい部位にあたります。
また、きめも細かいほうなのでステーキにオススメの部位になります!
脂が少ないのであっさりしていて、かつ、程よい弾力があり噛めば噛むほど旨味を味わえるお肉だと思います!!
ネットで検索すると、和牛は多くヒットしますが、輸入物はなかなかヒットしません。
楽天市場でもそうでした・・・。
なのでリンクは、シンシンの含まれる「しんたま」という部位の販売になってます。
大きなモモ肉という部位の中でも、なかなか手に入りづらいおいしい部位です。
もし食べる機会が訪れたら、迷わず食べてほしいとおもいます!!
まとめ
かなり長々と紹介してしまいましたので、ここでババっと一覧にしてみました!
名前 | ヒレ | リブロース | ランプ | ミスジ | シンシン |
黒毛牛 ブラックアンガス 業務用 ヒレ 1本 まるごと 量り売り 約2.2kg~ 工場冷蔵直送 価格:14,018円 (2020/8/13 11:14時点) ![]() | 数量限定 ブラックアンガス リブロースステーキ 約450g 長期穀物肥育(200日以上)された 豪州産ブラックアンガスの品質をお試しください。 価格:2,149円 (2020/8/13 11:16時点) ![]() | 業務用 ブラックアンガス 特選牛ランプブロック 美味しいとこだけ グルムキ 量り売り 約3.5kg前後 価格:8,067円 (2020/8/13 11:17時点) ![]() | ブラックアンガスビーフ・ミスジ・ブロック (US産)約2.0~3.5kg 価格:12,517円 (2020/8/13 11:17時点) ![]() | (お盆も毎日発送)シックフランク (牛しんたま) 内もも 1kgブロック グラスフェッドビーフ(牧草飼育牛肉/牧草牛) 牛肉 赤身 -B010a 価格:3,080円 (2020/8/13 11:18時点) ![]() | |
部位 | ヒレ | ロース | モモ | 肩 | モモ |
値段 (★が多いほど高価) | ★★★ | ★★ | ★ | ★★★ | ★★ |
柔らかさ (★が多いほど柔らかい) | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★ |
さし (★が多いほど入りやすい) | ★★★ | ★★ | ★ | ★★★ | ★★ |
希少性 (★が多いほど希少) | ★★ | ★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
今は、いろいろな部位が手に入ったり、お店で食べられるようになりました。
たまには部位を気にしながら食べると、新たな発見があるかもしれませんね!!